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今年は葡萄の出来が最高 できたて新酒を求め勝沼へ

日本にも、きっと極上の新酒があるはずだ。 そう直感し訪れた先は、国内ナンバーワンのワイン生産地である、山梨県・甲州市。そこで出会った絶品とは?


いつになく粒の実りがよかった 勝沼・甲州種

今回編集部が訪れたのは「甲斐ワイナリー」。天保5年に造り酒屋として創業し、現在は葡萄を畑から栽培するなど、こだわりの葡萄酒を造るワイナリーだ。さっそくご主人の風間敬夫氏に新酒の話を聞いた。

このワイナリーで作る新酒は、古くから日本人に愛され続けてきた葡萄「甲州種」を100%使った白1種類のみ。葡萄の出来がダイレクトに反映される新酒は、夏場の気温と雨量などで味が決まるといっても過言ではないのだが、今年の甲州種はいつになく実りがよかったのだとか。

「では、さっそく一口」と言うと。「いえ、今年の葡萄酒はまだ仕込み中です」と風間氏。このワイナリーの新酒お披露目会は10月21日。取材のこの日は14日。しまった、1週間早かった…。がっかり肩を落としていると、見かねた風間氏が工場を案内してくれた。

左)タンクの中には、発酵中の葡萄果汁 右上)山梨県甲州市 右下)ご自身も葡萄酒が大好きだという、甲斐ワイナリーの風間敬夫氏



熟成される葡萄果汁 パンに似た芳醇な香り

並ぶ2本のタンク。この中に熟成中の葡萄果汁が眠る。特別にタンクの中を覗かせてもらった。発酵中の果汁は、パンに似たやわらかな香り。コポコポと炭酸ガスが沸く様子は、まるで果汁自らがせっせと美味しいワインとなるための準備を行なっているかのようだ。やっぱり飲みたい…。

あきらめ切れない私に、風間氏が昨年の新酒を飲ませてくれた。その味わいは、クセがなく瑞々しい。ふわり香る果実の香りが葡萄畑を思わせる。今年の新酒の出来はこれを上回る見込み。ますます待ち遠しくなる。

左)セラーに眠る、たくさんのワイン 右)敷地内にある、江戸後期から明治初期の建築物は、国の登録有形文化財



できたての新酒は、ネットで購入可能

今回、早すぎた取材に飲むことができなかった甲斐ワイナリーの新酒だが、現在は、ネットから購入可能。解禁後にあらためて電話で風間氏に話を聞いた。やはり今年の新酒のできは最高。
さっそく購入。

かざま甲州 2006年新酒は、こちら>

DATA

甲斐ワイナリー
住所: 山梨県甲州市塩山下於曽910  工場見学: 9:00〜18:00
URL: http://www.kaiwinery.com/

[写真]かざま甲州 [写真]樽熟成 かざまカベルネ

左)かざま甲州 2006年新酒 1,400円 右)「樽熟成 かざまカベルネ」は、甲斐ワイナリーの力作 2,110円