

『笑点』を筆頭に落語、歌、執筆に大活躍の林家たい平師匠に寄席の魅力をうかがった。「寄席の魅力は自分の時間に合わせて見ることができるところですね。映画だと時間が合わない時は見られないですよね。寄席がすごいのは全てが15分オムニバス映画みたいなもので、好きな本数だけ好きに見られるところです。途中でフラっと入って1時間見て、そしてフラっと出ていける」。余った時間を寄席で過ごす、それってとても粋な感じがする。

▲ 夜の末廣亭前にて。大人気のたい平師匠、撮影中たくさんのファンから声をかけられていた。

▲ 「最近は寄席に若い人たちが目立ってきましたね。僕たちが若い頃は若い子を見つけるのが大変だったのに…」
「あと寄席っていうのは自由度が高いですね。お弁当食べながら見てたり。僕もお客さんのお弁当をネタにして笑いにしてますからね。シーンとしている中で缶ビールをプシュ!って開けられたりもしたなぁ(笑)。お客さんの食べている弁当を見て「それ○○屋のおこわですよね」ってツッコミ入れたり。寄席は客席が明るいからお客さんが全部見えるんですよ。それも色々と面白いですね」。お弁当を持って寄席鑑賞したら、ツッコミを入れてもらえるかも!?
林家たい平(はやしや たいへい)
1964年生まれ。昭和63年林家こん平に入門、平成12年真打に昇進。人気番組『笑点』のメンバーとして大活躍を見せる一方、「芝浜ゆらゆら」で歌手デビューや「林家たい平の おとうさん、がんばって!」(辰巳出版より12月6日発売)の出版、「落語独演会DVD BOX」(竹書房より来年1月12日発売)などマルチな才能を発揮している。
![[写真]林家たい平さん](images/03_img_03.jpg)
新宿末廣亭
およそ新宿とは思えない情緒溢れる外観。中に入ると一気に江戸時代までタイムスリップしたような感覚に。毎週土曜日の21時半から開かれている深夜寄席は木戸銭(入場料)500円で若手の落語が楽しめることで大人気、若者たちのデートスポットとして注目を集めている。「寄席は何の予備知識がなくても楽しめるところだから、先入観を持たずに気軽に来てください」。社長の北村さんはそう語る。
12月30、31日を除いて毎日興行を行い、料金は大人2700円、シニア(65歳以上)2500円、学生2200円、小学生1800円。
http://www.suehirotei.com/
![[写真]新宿末廣亭](images/03_img_04.jpg)

▲ 日本の伝統芸能、太神楽。このように見ているだけで楽しめる演芸も数多く用意されている。