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「出す」から「入れる」へ 最新デトックスはこれだ!

最新技術は「入れる」デトックス。老化や体調不良の原因となる有害物質をつかみ出す物質を入れることで、カラダは若返るのだ。

写真:サプリメント

▲さまざまな種類のサプリメントの中から、その人の体調に合ったものを選ぶ。

世の中、有害物質がいっぱい 知らぬ間にカラダに毒がたまる

デトックスとはそもそもどのようなものなのか。日本では指折りのデトックス、アンチエイジングの専門医、上符正志さんに伺ってみた。

「加齢による体調不良と思っているものも、実は有害物質である可能性が高いことがわかってきました。マグロ、メカジキ、サメなどの大型回遊魚や、金目鯛、甘鯛などを食べることで水銀が溜まったり、汚染された土壌、農薬を使った農作物を食べることでカドミウムが溜まったり。また、バスタブに高温のお湯を注ぐことで化学物質が皮膚から体の中に入ったりもします。それに排気ガスや建築材の化学物質など、私たちの日常生活は有害物質にさらされています。これらをうまく排出し、病気を未然に防ぐことがデトックスなのです」

図:有害重金属の摂取元

出すだけでは足りない 入れて毒素をつかみ出す最新デトックス

「デトックスというと排泄や発汗によるものが多いですが、それだけでは出し切れない。また、体に必要なミネラル、鉄分まで排出してしまうことも多いのです。今、私たちがすすめているのが、キレーション治療というもの。たまった有害物質をがっちりつかんで、体の外に出すキレート剤を点滴する治療法です。
食事や暮らしている環境によって有害物質のたまり具合は違いますから、尿を分析することによって、人それぞれにあった治療を、食事、運動、サプリメント補給、そしてキレーションで行っていきます。デトックスを行うことで体をきれいにするだけでなく、不必要な老化を防ぐことも可能なのです」

写真:AACクリニック銀座院長 上符正志さん

▲AACクリニック銀座院長 上符正志さん
米国抗加齢医学会(A4M)、米国先端医療学会(ACAM)、日本抗加齢医学会所属。著書に「NY式デトックス生活」(WAVE出版刊)。
AACクリニック銀座 http://www.chelation-navi.com/

同窓会で胸を張りたい 老け顔は有害物質のせいかも

「デトックス(解毒)とは、もともとは鉱山労働者の、急性有害重金属中毒を解毒するための医療でした。現在では、有害重金属、環境ホルモン、化学物質などを体から捨てきれないことによって、自然治癒力が落ちたり、病気になることを食い止めるのがデトックスの目的です。同窓会で会う旧友の老け方が全然違うことがよくあるでしょう。それはストレスや食習慣だけでなく、体内に溜まった有害物質のせいかもしれません。体から出し切れないまま蓄積していくと、老化や病気と直結することになるのです。今後デトックスは、不用なものを出す力の弱まった現代人に必要な医療になっていくと思います」

AACクリニック銀座では、体の中に溜まった有害物質の種類・多さを確認できる、チャレンジテスト(基礎検査、血液検査、重金属検査がセット。検査には初診料も必要)を行っている。健康志向が高まる中、健康診断の中にデトックスの項目が含まれる日も来るかもしれない。