

▲断崖絶壁と森林を縫うように走るグレート・オーシャン・ロードのドライブは爽快!
『世界で最も美しく、素晴らしいドライブコース』のひとつと言われるのが、メルボルンから行く絶景の景勝地グレート・オーシャン・ロードだ。風光明媚な約200kmに及ぶドライブは、メルボルンの南西にある海沿いの町Torquay/トーキーが基点となる。
走り出すとほどなくして見えてくるのは、青い海に面したお洒落なリゾート地Lorne/ローン。瀟洒な別荘が立ち並ぶこの町は、メルボルンっ子達憧れの的でもある。波に戯れるサーファー達の姿を横目に、入り組んだ断崖絶壁と覆いかぶさるような森林が広がる国立公園の中を走る爽快さは格別だ。

▲かつての文化がいまも息づく街並み。極上シーフードもぜひ堪能したい
メルボルンから186 kmほど走ると、大自然に囲まれた海辺の町Apollo Bay/アポロベイに到着する。1850年に入るまでの長い間、先住民族アボリジニ達によって守られ、ヨーロッパ人達が持ち込んだ文明を拒んできたこの町の周囲には、太古からの自然が今でも息づいている。
陸上には、土ボタルの見られる洞窟やコアラの暮らす豊かな森が広がり、南極からの冷たい水がほどよく流れ込む海は、州内有数のクレイフィッシュ=ロブスター産地でもある。今は手軽な海辺のリゾート地として知られるこの町で一休みして、極上のシーフードを頬張ろう。

▲荒波を受け、年々その表情を変える大陸の果て
大陸が突然そこで終わり、ざっくりとエグり取られたかのように海に落ち込む。そそり立つ巨大な岩は海に隔たれ、あたかも佇んでいる使徒=キリスト教宣教者のようにも見える。グレート・オーシャン・ロード最大のハイライトは、なんといってもこのTwelve Apostles=12人の使徒だ。
12人の使徒を見るなら、日の出前に出掛けたい。空がうっすらと紫色に染まる朝。打ち寄せる波を静かに受け、ひっそりと静寂の中に佇む巨岩からは、強大なパワーを感じるほどだ。またこの場所は、宮崎アニメ『紅の豚』の舞台では?と噂される地。たしかによくに似た光景を見つけることができるので、散策してみるのも面白い。