

▲ ここ最近はとくに、本腰を入れてカップ酒に取り組む蔵元も増えたようだ
値段も安く、手も出しやすいカップ酒。日頃からカップ酒を愛飲している人から、その楽しみかたを聞いてみた。
「自分好みのお酒を探すきっかけとして楽むことが一番多い。あとは、気に入ったお酒は手土産にも使います。パーティーに招かれた時の手土や、車で来た友人に持ち帰ってもらうにも便利ですね。また、お花見やキャンプといったアウトドアで密かにひとり飲むにも最適(笑)」少量サイズを活かし、幅広い楽しみがあるようだ。

▲ 蔵元の想いが反映されたラベルデザインは実に多彩。見た目の印象も大事
今のカップ酒ブームの背景には「イメージの変化」が挙げられる。お父さんの出張のお供から、若い女性に好まれるまでには、ラベルデザインが果たした効用は大きい。
このラベルデザイン、各蔵元の姿勢も表れる。かわいらしいものでまず目をひき飲んでもらおう、実直さを出した渋いものを…等。各蔵元のイメージ戦略に思いを馳せながら味わうとより面白い。ちなみに、ラベルや飲み終えたカップを収集するマニアも多い。

▲じっくりと熟成された日本酒は、わずかに琥珀がかっているのが特長
自分好みのお酒にムダなく出会いたい。日本酒初心者は、ラベルの基本表示について知ろう。お酒には、大吟醸、吟醸、純米、本醸造などの分類がある。簡単に言うと、これは原料の米をどの程度削って(精米して)いるかを示す名称である。最も精米具合が高い大吟醸では50%以下、続く吟醸でも60%まで米を削る。
基本的には精米具合が高いほどすっきりとしていて香り高く、初心者にも飲みやすいものが多い。逆に日本酒らしい味わいが好き、食中酒にしたい方には、純米酒など精米具合の低いタイプがおすすめ。米の旨みが味わえる。また、純米と書かれていない、醸造アルコールが添加されているものは、キレのある味となる。