

(上)みその香ばしさとカキの甘みがたまらない。カキは火を通しすぎないように。
(下)白菜、ネギ、豆腐など淡泊な味の食材がマッチする。
亜鉛は人間が生きていく上でかかせない必須ミネラルの1つ。男性の前立腺で性ホルモンの合成にかかわっている。亜鉛を効果的に摂取できる代表的な食材、カキを使った鍋といえば広島の郷土料理・土手鍋。甘辛いみそとうまみ成分をたっぷり含んだカキがからまって、酒にもご飯にもぴったりだ。
土手鍋は、鍋の内側の周りにみそを土手のように塗るのがポイント。みそは甘みのある白みそを使うが、好みで赤みそとの合わせみそにしてもいい。食べる直前にみその土手を崩し、野菜から出る水分も計算しながら好みの味加減で。
さて、実食後の効果は…。家人によれば「うむ、なかなか」と一言。

(上)白子に火が通り過ぎないうちに、ポン酢をつけて召し上がれ。
(下)鮮度のいい白子はつやがあり、プリプリ。
とろりとした食感、ほのかな甘み。タラやフグの白子は、鍋界のプリンスといった高貴な味わい。冬限定、しかも上質なものはなかなかお目にかかれない高級食材だが、若返りのアミノ酸、アルギニンを含むプロタミンが豊富で精力アップに最適の食材だ。
水炊きでもちり鍋でもいいが、淡泊な味を殺さないよう薄味で。白子は細かく切りすぎると鍋の中で溶けてしまうので、筋を切るくらいの感覚でざっくりとした大きさにすること。どんな野菜とも相性がいいが、味に変化をつけるなら、春菊、セリなどの香りの強い野菜がおすすめ。20代男性の評価は「いやぁ、きますよコレ」。かなり期待できそう。
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白子は鍋に入れて2〜3分、まだ透明感が残っているうちに食べるべし。それ以上煮込むと、食感も味も損なわれるなり。
(鍋奉行 魚重商店店主・西方重昭)
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カキに多く含まれる亜鉛は味覚を正常に保ち、性ホルモンの分泌を促す。3〜5個を食べれば1日に必要な量が摂取できる亜鉛含有量の多さも魅力だ。また、魚の白子にはプロタミンというたんぱく質が含まれ、そのうち60%以上が若返りのアミノ酸と呼ばれるアルギニンだ。精力増強だけでなく制菌作用があることから保存料としても利用されている。(栄養奉行・白野浩子)

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白黒はっきりしたものを選ぶべし
土手鍋ではカキの新鮮さが命。生食用で白い身はふっくら、周囲の黒い部分が混濁せずにくっきりしているものを選ぶのがポイントなり。
(鍋奉行 魚重商店店主・西方重昭)