
![[写真]トラネコ系統](images/img_01.jpg)
左: 明るい茶トラは飼い猫としても人気。いかにも「猫!」という感じ。
右: サバトラの子猫。純粋なサバトラは意外とお目にかかるチャンスが少ない。
ムツゴロウさんの「子猫物語」や、漫画「ホワッツマイケル」の主人公も、このトラネコ系統の中の「茶トラ」にあたる。薄い茶色にオレンジに近いような明るいしまが入る。トラネコ、というとこの色合いが真っ先に頭に浮かぶ人も多いだろう。「サバトラ」と呼ばれるのは薄いグレー地に濃いグレーのトラ柄。アメリカンショートヘアの色と同じだが、しま模様のうねりが少し違う。由来は魚のサバと色柄が似ているから。もうひとつが「キジトラ」で、こちらも鳥のキジと色柄が似ており、茶褐色の地に濃い茶色のしまが入っている。
![[写真]白黒系統](images/img_02.jpg)
左: ハチワレ+チョビヒゲ猫。「チョビ」「ヒゲ」といった名前がついていることも多い。
右: 覆面猫は名前の通りちょっと貫禄のあるコが多いような気がする。
白黒、といってもさまざまな種類に分かれる。右上が「ハチワレ」と呼ばれる猫。見たことはあっても名称を知らなかった人も多いのでは?ハチワレとは「おでこの部分が八の字に割れているから」という説と、「鉢(頭)が割れているから」という説がある。ハチワレにはチョビヒゲが付くことも多い。頭の部分が八の字に割れず、仮面をかぶったようになったのは「覆面猫」と呼ばれる。また、白地に黒のみのブチが入った猫はまさに牛柄で、「牛猫」などと呼ぶ。
![[写真]3色系統](images/img_03.jpg)
左: メスばかりの三毛猫はプライドが高く、気性が荒いコが多い。
右: このワビサビがわかるようになってこそ、猫好きを名乗れる・・・のかも?!
白・黒・茶の3色をぜいたくに使った猫がこちらの分類に入る。まずはポピュラーな「三毛猫」。そのまんま“ミケ”という名前を付けられることも多い。三毛猫は染色体の問題でオスが生まれづらく、昭和の時代には三毛猫のオスが生まれたと新聞に載ることもあったとか。しまのある三毛猫は「しま三毛」と呼ばれることもある。また、三色がきっちりを分かれず、体中に散らしたようになっている猫を「サビネコ」と呼ぶ。確かにさびた鉄の色と似ており、あまり美しいとは言いがたいが、独特の味わい深さに魅了されたサビネコファンも少なくない。
![[写真]肉球](images/img_04.jpg)
「肉球」という言葉だけで悶えてしまう「肉球好き」が猫好きの中にも少なからずいる。何しろ「猫の肉球」オンリーの写真集が出版されているほどだ。ちなみに、肉球はプニプニしたり愛でたりするためのものではなく、クッションとして歩く時に足の衝撃を吸収するために付いている。猫の柄によって肉球の色も千差万別であり、暮らす環境で質感も変わってくる。家でぬくぬく暮らす猫は一般的に柔らかく、アスファルトや屋根の上を走り回るのらネコは硬くしっかりしている。