
親が花粉症だと子供もなりやすい、アレルギー体質の人は発症率が高いなど、花粉症は個人の体質によるともいわれる。しかし何より影響が大きいのが生活環境。つまり、暮らしを改めれば花粉症の発症をある程度は抑えられるということだ。
さて、それでは花粉症にならないためにも覚えておきたい5つのポイントとは?
肉の食べ過ぎ、野菜不足など偏った食生活はNG。インスタント食品やコンビニ食、ファストフードなど添加物の多いものばかりを食べている人も、花粉症になる可能性が大きいといわれている。ただし、あれもこれもダメと言ってストレスをためるのでは逆効果。バランスの良い食事が花粉症にならない秘けつ。

就寝・食事の時間が不規則だったり、睡眠不足だったりと、生活習慣が乱れている人は要注意。自律神経が乱れて免疫機能が正常に働かなくなると、アレルギーを引き起こしやすくなる。運動不足の人は散歩などして基礎体力を高める努力をすることも大事。ただし、花粉の飛んでいる時間は避けて!

周囲の交通量が多い、自然が少なく地面がアスファルトで舗装されている、など都会の環境に暮らす人は花粉症になる可能性大。特にディーゼル粉塵による大気汚染は花粉症の増加につながる大きな原因だ。スギ花粉の飛散が多い非大気汚染地区より、飛散が少ない大気汚染地区の方がスギ花粉症が多いともいわれるほど。

気密性の高いマンションやビル内、また掃除がゆき届いておらず、ほこりっぽい家は花粉症に限らずアレルギー疾患の温床。家の中の花粉をはじめとしたハウスダストが舞い上がって、アレルギー症状を引き起こす可能性がある。また乾燥した部屋では鼻粘膜が乾いて敏感になるので、湿度は55%前後に保っておくのがベスト。空気清浄機や加湿器は有効だ。

ストレスが多い人も注意が必要。生活習慣と同じく、ストレスで自律神経が乱れて免疫機能が正常に働かなくなり、結果として花粉症になることがあるからだ。ただし、逆に鼻づまりによる睡眠障害など花粉症自体がストレスとなり、花粉症を悪化させるケースも。どちらが先にしろ、ストレスをためやすい人は心構えをしておこう。



ヨーグルト、甜茶など花粉症に効果があると言われる食材は多くあるが、その効果は医学的には証明されていないのが事実。ただし、普段から食事に気をつけることで、ストレスや不規則な生活で免疫機能が低下した体をある程度は回復させることができるという。
さて、では花粉症にならないために心がけたい食事とは?それは免疫力をアップさせる食材をメニューにとり入れること。たとえば、かぼちゃ。カロチンやビタミンCが豊富なかぼちゃは粘膜を丈夫にし、風邪に負けない体質を作ってくれる。多く含まれるでんぷん質が体を温めてくれるほか、おだやかに働く糖分が体の機能を正常に戻してくれるのだ。
また、ネギや玉ネギも効果的。あの特有のツンとくる臭い=精油成分は、血行をよくして鼻づまりを軽減する働きがある。神経をしずめてくれるのでイライラも解消。肺と気道をきれいにして炎症を抑制してくれるという、まさに花粉症の症状を和らげるのにぴったりの食材だ。

また、免疫力アップにはアロマも有効。特に花粉症によいとされているのは“ティートリー”のエッセンシャルオイル。オーストラリアの原住民達に昔から使用されてきたというティートリーは、体の免疫機能を強化し、白血球を活性化。強力な殺菌効果もあることで有名だ。もちろん、爽やかな香りはリフレッシュにも最適。心理面でもリラックス効果を発揮してれくるから、花粉症が始まってしまったときの不快感にも一役買ってくれるだろう。